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住まいるクラブ 2007年3月号

不動産についてのお役立ち情報誌

暖かい日が続いています。このままだと、春を一気に通りすぎて夏に突入、4月には外で汗をかきながら枝豆にビールなんてことにもなりそうです。

ところで、この「枝豆」になる前の姿といえば「大豆」。ここであらためて、大豆に注目してみると、日本の食文化にかなり根付いていることに、ちょっと驚かされます。その代表的なところを並べてみると、大豆を暗い場所で発芽させて食べる「もやし」、大豆を若い段階で煮て食べるのが前出の「枝豆」、大豆を砕いて煮出して作る豆腐に関連するのが「豆腐」「油揚げ」「厚揚げ」「高野豆腐」「豆乳」「ゆば」「おから」などなど。更に、大豆を煮てから発酵させる「納豆」や日本料理にかかせない調味料「醤油」「味噌」。

考えてみると、日本人は大豆の加工食品を口にしない日はないと言ってもいいでしょう。日本はこの大豆消費の多くをブラジルからの輸入に頼っています。実はこのブラジルで行われている、森林を焼いた後に大豆を栽培する方法が森林資源の喪失につながり、地球温暖化の一因になっているとも言われています。4月からビールなどと暢気なことを言っていますが、今や地球温暖化は深刻ですね。それでは今月も、環境問題を憂慮しつつ始めましょう!

今月の <注目 NEWS>

「平成18年の住宅着工戸数が4年連続増加」

 国土交通省が発表した平成18年(平成18年1月〜12月)の新設住宅着工戸数の概要によると、平成18年の新設住宅着工戸数は持家、貸家、分譲住宅ともに増加したため、総戸数では4年連続の増加となった。

<トレンド>

 平成18年の新設住宅着工戸数は1,290,391戸で前年比4.4%増となって4年連続増加。着工床面積の平均は84.32uでこちらも前年比2.1%増、3年連続で増加。
≪平成18年 =新設住宅着工戸数概要≫
総戸数
持家:1.5%増(3年振り増加)
貸家:7.8%増(6年連続増加)
分譲(マンション)
:4.0%増(3年連続増加)
分譲(一戸建)
:0.3%増(2年振り増加)

首都圏
持家 :0.9%減
貸家 :3.8%増
分譲(マンション) :0.2%増
分譲(一戸建) :3.3%増

中部圏
持家 :4.3%減
貸家 :20.7%増
分譲(マンション) :6.5%増
分譲(一戸建) :10.8%増

近畿圏
持家 :0.9%減
貸家 :18.7%増
分譲(マンション) :8.2%増
分譲(一戸建) :0.3%増

都府県別の前年比率で注目される数字としては、一戸建の分譲住宅では福岡の44.7%増、愛知の14%増。マンションの分譲住宅では兵庫、千葉ともに30.2%増という大幅な伸びを記録しています。

一方、東京、神奈川、大阪それぞれの分譲住宅の着工戸数はマンション、一戸建ともに前年比マイナスとなった。これは、都心部の地価が上昇したのと、土地の品薄感が強まったことが原因と言われています。今年はこの傾向が強まり、郊外の着工戸数、特にマンションの大幅な伸びが予想されます。

何でも Q&A

Q.現在、賃貸マンションに住んでいます。
子供の小学校入学にあわせて一戸建住宅の購入を考えています。
購入にあたっては住宅ローンを借りようと考えていますが、
月々の返済を現在の家賃と同じくらいにしたいと思っています。
住宅ローンの返済額を今の家賃と同じくらいにするには、
どのような計算をすればいいのでしょうか?

A.住宅ローンの毎月の返済額を計算するには、
100万円借りたときの返済額を基準に考えると簡単に計算できます。
それによって、ボーナス併用にするか、
返済年数、金利、をどうするかなどの、大まかなところをつかんで、
最終的には諸経費などを含めた細かい計算を、
アドバイスを受けながら確定させましょう。

今回は住宅ローンの返済額のご質問。ご自宅を購入しようとする殆んどの方が住宅ローンを利用します。新聞折込広告やインターネットで物件を探すにあたっても、ある程度の目安が必要になります。いくらぐらいの物件が買えるのかというのも大切ですが、住み始めてからは、毎月いくら支払わなくてはいけないのかも重要なポイントです。ここでは、住宅ローンの毎月の返済額の目安について考えてみましょう。

返済期間
住宅ローンを返済していくうえで、借入金利、返済年数、借入額の何から決めるかは、ケースバイケースですが、ここではまず返済年数から考えてみましょう。住宅ローンの返済年数が長ければ長いほど毎月の支払額は安くなりますので返済は楽になりますが、金利負担が増えるとの、特に、ご自分の年齢についても考えておかなくてはなりません。多くの金融機関では、住宅ローンを返しきった時の年齢制限は70歳超を設定しています。だからといって、自分の人生設計を無視して、長い返済期間の住宅ローンを借りることはお勧めできません。定年退職、退職金、預金金額、私的年金などを考えて、自分が何歳までに返しきる設定がいいのかを決めておきましょう。ちなみに、返済年数は1年刻みで設定できます。

返済金利
今回はメインのテーマにはしませんが借入金利も重要なポイントです。また、固定金利、変動金利、固定期間選択型のどれにするのかも悩ましいところです。実際にはこのいずれかにするのかを決めれば、借入金利もある程度決まってきます。最終的にはプロのアドバイスを聞きながら決断しましょう。ここでは、末尾の表に記載してあるように、目安として3種類の金利を記載してあります。インターネットや住宅情報誌などにも金利と住宅ローンの種類が記載されていますので参考にしてみるのもいいでしょう。

返済額の計算
月々の返済額の計算は簡単です。末尾の表にあるように借入金利と返済期間が決まれば、あとは借入額100万円あたりの返済額を元にして計算するだけです。
例えば、借入額が1,000万円のときは100万円借りたときの金額の10倍、2,500万円借りたときには25倍というように、借入額を100万円の何倍にするかを決めればすぐに計算できます。

≪返済額の計算≫
100万円あたりの返済額 ×
借入額(100万円の何倍か?)
=返済額
この計算式に基づいて、借入額と返済額のバランスを見て、ご自分の借りられる額を把握しましょう。ボーナス併用返済の場合は、同じような早見表を見るか、簡単に月々の6倍で100万円借りられるとみてもいいでしょう。
簡単ですので、マイホーム購入の前に一度試してみてはいかが?


住宅ローン100万円あたりの毎月の返済額(円)早見表 ※概算です。

金利 15年返済 20年返済 25年返済 30年返済 35年返済
2% 6,545円 5,058円 4,238円 3,696円 3,312円
3% 6,905円 5,546円 4,742円 4,216円 3,848円
4% 7,396円 6,059円 5,278円 4,774円 4,427円



あなたはどっち?

気にする? 気にしない?

今回のテーマは「気にするか気にしないか」。他の言葉でいうと「信じるか信じないか」。
いったい何のことかと思われるかもしれませんが、不動産の取引においては価格が高額であることと、購入したら長年そこに住むこともあって、普段ならあまり気にしないことでも、妙に気になってしまうようなことも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなお話です。

《契約の日取りは?》
最初にこの質問です「契約や入居の日取りは大安?」それとも「気にしない?」。これについては以外と気にする方も多いのでは?結婚式同様「大安」にはこだわらないけど、さすがに「仏滅」は避けたいのが多数派ではないでしょうか。いつもなら気にならないカレンダーの暦もこのときばかりは気になってしまうのが代表的日本人?

《方位や家相》
その内容についてのコメントは、ここでは避けましょう。何故ならば、この種の事柄についての説明はどんなに紙面があっても足りませんし… 
方位や家相については、建売住宅やマンションが多く、家を建てる場合でも土地の広さや予算等の制約から設計の自由度が少ないという日本の住宅事情もあって、こだわる方の方が少ないかもしれません。ただ、家相まではいかなくても、○○の方位に○○色の○○を置いておくと○○になるというようなことを実践している方は意外と多いかもしれません。

その他にも、年齢や誕生日から、今年は引っ越すには良い年だというふうなことを考えると、不動産の購入や引越しには色々な、ことが関係してきます。
さて、あなたが気にするのは、どんなことですか?  (^^ゞ

ことば

陸屋根

「ろくやね」と読みます。「陸」は水平、平坦を現す言葉。「陸屋根」とは、ほとんど傾斜のない平らな屋根のこと。
ビルや集合住宅に多く見られる屋根のタイプですが、住宅デザインの洋風化にともなって、一般住宅などにも見られるようになってきています。また、豪雪地帯では、落雪事故を防ぐために鉄筋コンクリート造の住宅でも陸屋根を採用する家が増えているようです。
また、都市部のヒートアイランド現象や省エネ対策の一環として、屋上の緑化を図るには、この陸屋根が適していると言えます。
ところで、このヒートアイランド現象。英語の意味からいうと「熱い島」ということになりますが、これは、気温分布を「線」で表現したときに、都市部を中心に、周辺より気温が高い気温の線の間隔が狭くなって、ちょうど都市部に島があるように見られることから、こう呼ばれるようになったそうです。
このヒートアイランド現象を引き起こす原因は、空調設備から排出される暖気、建物や舗装道路にたまる熱、自動車から排出される熱、樹木が少なくなっていることなど、数えたらきりがありません。勿論、こういったことが地球温暖化にもつながっているとも言われています。
昨年から今年にかけて、夏にはバケツをひっくり返したような豪雨が大きな被害をもたらしたり、冬に咲くはずもない花が咲いたりと、地球は大丈夫なのかと少なからず心配をしてしまう昨今。陸屋根の上の緑化は地球にも優しく、人々の心も落ち着かせるという効果もあり、増えることが望まれますね。 

編集後記

いよいよ野球が開幕になります。日本のプロ野球と海の向こうの大リーグ。大スターが続々と日本を後にして、今ではどちらを楽しみにしている人が多いのだろうと考えてしまいます。野球に限らず「改革」というのはなかなか難しいものですが、最近では、成功事例も増えてきているような気もします。そういえば相撲も色々言われていますね・・・  (>_<)

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